H.G.ウェルズのSF月世界探検


ウェルズのSF月世界体験。
小説も面白いが映画もなかなか。
ラリーハウゼンが特撮を担当している。
科学者カヴォールをチキチキバンバンでは
ポッツのお父さんで退役軍人を演じた
ライオネル・ジェフリーズ。
コメディタッチの面白い映画。

HGウェルズといえば英国が産んだSF作家でありSFの父としてしられている。
彼の作品で有名なものにタイムマシンや透明人間などがあるだろう。
個人的に好きだった作品で映画かされているものには、
モロー博士の島という作品がある。77versionがすき。
この作品は何度か映画かされていて、最近ではといっても96年にも映画化がされている。
ともかくウェルズが描くSFの世界は面白い。
ナルニア国物語を書いたCSルイスも彼から影響をうけた作家の1人。
多くの作品が映画化されたりしているのも納得。
英国ではオーソンウェルズが宇宙戦争という作品のラジオドラマ化も手がけている。

タイムマシン 特別版 [DVD]

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BBC - Archive - HG Wells on the Future - BBC broadcasts from the father of science fiction

モロー博士の島 (ハヤカワ文庫 SF―H・G・ウエルズ傑作集 (266))

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また今回見た映画とおなじく、月世界への旅行を描いた作品としては海底二万里を描いたジュール・ヴェルヌの作品もある。
そのほかウェルズが月旅行をモチーフにして作品を書く10年も前にアイルランドの作家ロバート・クローミーが同じように月にいく作品を出版しており、クローミーはウェルズが盗作したといったらしい。しかし、このクローミーという作家は日本ではほとんど知られてないですね。
ウェルズのこの月世界探検はBBCfourで近年映像化されていて
なかなか評判がよかったようです。
でもやはりチキチキバンバンにでていたあのポッツ大佐がエキセントリックな科学者をやってるほうが個人的には好きですが。
http://www.theartsdesk.com/tv/first-men-moon-bbc-four


月世界へ行く (新装版) (創元SF文庫)

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