あがた森魚さんという人

テレビでおんがく白書なんて番組がやっており、みてみるとなんとあがた森魚さんのライブだった。
森魚さんといえば、最近みたしあわせのパン

しあわせのパン [DVD]

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にも出演しているのだが、その映画の中でメガネをかけてバンドネオンをもった姿は、まるでお笑いのおぎやはぎの矢作のようにみえてしまう。最初、やはぎさんがでてるのかとおもったほど。見間違えるほどなので、大してファンでもないのだが、実は森魚さんを知ってからはかなり長い。
最初に彼の音楽をしったのは僕は天使ぢゃないよだったとおもう。簡単にいうとあがた森魚さんが選ぶ言葉に毎回どきっととするんだとおもう。そしてその選ばれた言葉が彼の奏でるピアノなりギターと一緒になるとなんともいわれぬ味があるのだ。どこかノスタルジックで、もの悲しげで、でも美しい。
昭和というよりも大正ロマン
ヨーロッパだと60年代70年代のフランス映画っぽいといえばいいのだろうか。なぜかそんなかんじ。
シングルB面等/コンピレーション収録集

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番組では彼が小さなライブハウスで行ったライブ演奏の合間にインタビューを差し込んだ編成になっていて、彼がどうやって音楽業界でデビューできたのかなど簡単に彼の歴史を知ることができるようになっている。また、作曲した曲の紹介もしているので、背景がよくわかる。面白い番組だった。